ずっと好きだった
幼なじみの美穂は俺にだけは気軽に話しかけてくれる。
小さい頃からの腐れ縁ではあるがそんな状況に俺は優越感に浸っていた。
ある日同学年の石川に美穂に紹介してくれと頼まれる。
最初は無理だと断るが強引に押し通されその日の放課後に美穂を呼び出す事になった。
何も知らない美穂は石川の姿を見るや嫌な顔をするが強引な石川は俺に消えろと合図を送り美穂と二人きりに。
やきもきしながら一人教室で待つ俺の元へ現れた石川。
最初は友だちとしてならとOKをもらえたようだった。
意外だった・・・。
美穂の事だからてっきり断ると思っていたのに。
案の定美穂はご立腹で謝っても口を利いてくれない。
さらに意外だったのは数日で石川と仲良く会話していた事だ。
ある日美穂からRINEが来た。
石川に告白されたと。
どうするのかと尋ねたら少し考えさせてくれと。
断ってくれと思いながらも動揺する俺はそっけない態度を取ったせいで・・・。
フルカラー漫画 表紙+本編 計52P
よろしくお願いします。